松井のマリリン

私がなぜ看護師になりたいと思ったのかというと、まだ中学生の頃に、職業体験というものがあったのですが、私は介護施設へ訪問しました。その時、そこに勤務している看護師さんを見て、心を動かされたのが契機となりました。大人になって仕事に就くならあんな仕事をしたいと考えたことが端緒となり看護学校に行くことを決め、現在は看護師として勤務する毎日です。楽しいことばかりではありませんが、おおむね満足した日々を過ごしています。以前は看護の仕事に就くのは女性、という考え方が普通でしたが、近頃ではだんだん男性が看護師になる割合も高まっています。実際の看護の場面においては、患者の移動、お風呂に入れる際など、実は力仕事も必要なので、男性看護師がより力を発揮できるということもままあります。お給料に関していうと女性とは変わらないのですが、産休や育休がないので、その分、キャリアアップできる機会も多くなります。看護師には夜勤がつきものですが、夜勤をすると体の健康を害してしまうのであれば、日勤だけの勤務が可能なところに転職するのも選択肢の一つです。忘れてはいけないのが、今までの夜勤手当といった割増賃金が入らなくなるので、やはり、夜勤で働く看護師よりも収入が少なくなることが多いようです。今の収入を減らしてでも、今の職場を離れるかどうかを考えてみましょう。普通、注射や採血は看護師が行うものです。注射されるのが好き、なんていうタイプは少数派でしょうが、実際に打たれるとしたら上手な看護師にしてもらいたいのが人情でしょう。とは言うものの、看護師の技術によっては上手に刺してくれる人もいれば、場合によっては下手な看護師に処置されることもあるでしょう。上手な人にあたるかどうかは運でしかありませんから、あまり考え過ぎない方が良いかもしれませんね。社会に出たばかりの新卒看護師や、違う病院から転職によって働き始めた看護師に、現在の職場での経験が足りないという名目で、病院によりますが、残業代がちゃんと払ってもらえないことがあるようです。ただ働きで残業をさせるのは、経験のない新人だから、という未支払い理由は通用せず労基法違反であり、犯罪です。残業も完全に仕事のうちですから、こなした分はしっかり、働いた人に支給されるべきでしょう。
看護師小児科